ivataxiのブログ

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縄文・弥生共存

浜松駅の西の「JR伊場工場」の東の端に「伊場遺跡」がある。聞くところによると「弥生時代」の形跡らしい。紀元前2000年から西暦600年辺りの栄華。一方、さらに北上すると「蜆塚遺跡」がある。博物館と同じ敷地。標高が少し高い場所なのに、どうしてシジミが採れたのか疑問だ。そこは「縄文時代」の遺跡らしい。16000年ほど前から海抜が100mほど下がったようで、そのどこかの時代に、シジミが大量に採れた集落だったのだろう。沖縄と北海道の在来の日本人は姿が似ているように思う。弥生人は九州・関西を中心に北上したが、途中で北上を止めている。稲作との関係だろうか。その北端とギリギリの接点に「伊場遺跡」と「蜆塚遺跡」が、争わず競合・あるいは時代が違うのだろうか。弥生の遺跡には武器で胸部などを攻撃した形跡や、首をはねた形跡も残る。農具は武具にもできる。刀や弓矢も進化したのだろうか。争うという派生に権力闘争もあっただろう。偉い人は古墳に埋葬されたようだ。縄文時代は氷河期からゆっくり気温上昇があり、最初は生きているだけでたいへんだったはず。弥生時代の人は温暖な日本を支配して進撃したのだろう。