ivataxiのブログ

絵 文章 映画

三方原台地 中山

三方原台地は標高が高く、ゆるやかに海に向かって低くなる。三方原の合戦では、家康は信玄から逃げるにしても、大地のヘリから相手軍を落とすしたたかさ。「布橋」「さいが崖」の伝説は有名。海から見れば、浜松駅付近も海抜が低い。大雨では、海に近い南地区で冠水が見られる。市役所付近、下池川辺りはもとより池や湿地だったはずだから、水はけも悪い。最近のゲリラ豪雨などには太刀打ちが行かない都市計画。ゆるやかな三方原台地の傾斜は浜松駅から西に延びる鍛冶町通りの先の「中山」で止まるようだ。太古のことは推測の中だが、違う地層なのだろう。三方原台地の北端の「祝田」付近からは「ナウマンゾウ(毛のないゾウ)」が出たとも聞く。大陸の一部が氷河期以前に現在の日本の位置に移動した形跡。