伊勢参り 本居宣長 賀茂真淵

本居宣長　伊勢参り　賀茂真淵

本居宣長は、松坂の豪商「小津家」の生まれ。立地的に伊勢参りの人が通るので、商売繁盛のエリアだったようだ。なかなか子供に恵まれなかった中で生まれた。江戸にも店があり、父は江戸で亡くなり、前妻の息子が店をまかされた。一度養子に出されたが戻された。学問好きだが、義理の兄も亡くなり、店を継ぐ。やはり学問に心は向かう。京都で医師の勉強をし、戻って昼間は医師をしながら夜は学者として学ぶ。国学を学び、賀茂真淵の存在は知っていた。たまたま伊勢参りで近くを通った賀茂真淵に接見。一夜しか会わなかったのに、弟子としてのちのと文を交わし研究を深めた。のちに「国学の四大人」の一人と呼ばれる。