ivataxiのブログ

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ジーンズ

西部開拓時代「ジーンズ」は「幌馬車のホロで作った」説と「インディアンのテントの布」説もある。インディゴ・ブルーという色。殺菌効果もある染料で、何かと毒ヘビ・毒虫などから開拓民を守ってくれたズボン。1970年代、まだ1ドル360円固定時代には海外に行く日本人は希少。「ジョンレノンの奥さんになった小野ヨーコさん」とか「兼高かおる世界の旅」の兼高さんとか「庄野真代/飛んでイスタンブール」とか「GODAIGO/ガンダーラ」とか、ちょっと英語ができるだけでも違う階級の世界観。「アイビールック」が流行り「平凡パンチ」や「プレイボーイ」などで若者はファッションを学び、セオリーを身に着け、そこからハミ出さないことを美徳とした。カタログ文化(買えないけど、アメリカのすべてがカタログには印刷されている)で、ジーンズもこだわる人々。当時は常駐のアメリカ軍の払い下げ物資も人気。「たたんでしまうのではなく、丸めてしまうのが正しい」のだとか。洗濯はあまりしない。手洗いしたら、しぼって一旦、足の長い方向に引っ張って乾かす。そうしないと短くなる。とか、こだわる時代。