ヤドカリ

ヤドカリはサザエなどのように自分の体の一部が貝殻ではありません。誰かが捨てたか亡くなったあとの貝殻の中に住み込むのです。ヤドカリは体が大きくなったら、大きな貝殻を探して移り住むのです。その時の引っ越し代金や敷金とか礼金が、海の中ではいくらなのかはわかりません。ヤドカリは貝にイソギンチャクをくっつけることもあるそうです。イソギンチャクは移動手段を得ることになります。この関係は「サメとコバンザメ」にも似ているといいますが、果たしてどんなんでしょう？手狭に感じる今日この頃の貝。大きな広々とした空き家の貝殻を見つけたヤドカリはそこに移り住みました。とてもゴージャスで気に入っています。でも、自分の現在の体力では移動が困難なのです。でも、とても気に入った住空間を手放すことができず、ヤドカリは亡くなってしまいました。また、別なヤドカリがその物件を見に来ています。つづく