ivataxiのブログ

絵 文章 映画

小山薫堂さん

小山薫堂」こやまくんどうを逆さまに読んでうどんくまやこ「うどん熊奴」という料理寄りの名前もあるそうだ。(料理の鉄人に関わった頃)「送り人」で国際的な受賞。日大芸術学科放送学部に在籍中、放送の仕事もしていたという。吉田てるみさんとはマネージャーもした時期があり早期に深い影響があるようだ。弟さんの障害の分まで「楽しみ生きろ」と、大人になって酒をくみかわして父親にいわれ泣いた。「普通ってなんだ?」という重いテーマが「送り人」に昇華された。「今までの失敗や苦しみはここにつながった」と、受賞で思ったとか。彼の住んだ天草の自然は大切な彼の主軸。「人間は悩みながら最善を選択しながら生きている」と、父から聞いたとか。「カノッサの屈辱」という番組では苦しくて「死んだほうがまし」とまで思ったとか。寝てしまうといけないし、寝ないと死ぬから「屈葬睡眠」というのを編み出したそうだ。狭い浴槽に屈葬のように座る。眠ってもお湯が段々冷たくなると目覚める。裸ではいつくばって風呂から出てまた仕事に戻るという苦しい時期だったとか。「幸せは人により違う」ともいう。ゴルフで普段70の人が100だと悲しいが、普段120の人だと100はうれしい。どっちが幸せかというと120の人が100を出した方が幸せを感じるだろう。送り人ではそんなことを考えながら書いたそうだ。「ふるさと」という歌の作詞もされた。「嵐」と小学生が一緒に歌うシーンが流れる。小学生の中には泣いてしまって歌えなくなっている子供もいる。小学生だからこそ歌詞が心に刺さるのかも知れない。穏やかな見た目とは裏腹に、なかなかの達人なのかも知れない。