ivataxiのブログ

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西ノ島

西ノ島が段々大きくなっている。日本の国土が増えて良かったという話でもない。古事記では雲の上から神様が海を混ぜた時のしずくが島になったのだとか?それを見た人はもういないから信じるしかない。中国の秦の始皇帝に「さらに東に蓬莱山という山にいる仙人が不老長寿の薬を持っている」とかいって、船と稚児を乗せて戻って来なかった人がいた。途中、韓国で何時までも出航しないで、そこで子供も残して行ったというが、彼は言葉通りならば蓬莱山(富士山?)のある東の果ての島国に移り住んだのだろう。残念ながらその行くすえを知る前に始皇帝は亡くなる。ともかくわかっているのは、富士山(不死?)なり蓬莱山のような特別大きな山があったということは始皇帝のエピソードで推し量れる。国家としては「卑弥呼」の治める国という記述、金印、「日出処の天子」など、切れ切れのエピソードが他国に残る。今回の西ノ島の噴火と段々大きく育って行く様子が、もしかしたら日本列島の過去なのかも知れない。最近大きな地震津波、火山。島の誕生などの異常が多々ある。ハワイからのプレートは長い目で見るとどんどん日本の下にもぐりこみ、ユーラシア大陸からも押され、フィリピンからも押される島なのだ。いつか、ハワイの人が手を振るのが見えるかもしれないが、それまで日本列島が存在するかはわからない。というか、政治的に国家存亡・環境汚染・地殻変動的な問題でも存在を心配する。