ivataxiのブログ

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真田ゆきむら

小学校低学年用マンガで「真田ゆきむら」読みました。大河でやるらしいという情報もあり何となく。マンガなのに飛ばし読みで、結局わかったのは「主君が負けるとわかった戦に当時最高級の武士・忍者軍団が最高級の軍師に仕えて戦ったという史実」。現代的な成功者はすべてこのタイプに当てはまるとはいえない。「この戦は負ける、それぞれの人生を生きよ」といったあと、真田十勇士はどこかに姿を消す。ナゾが残る。たった一騎で家康の間近に迫り取り逃がす。これは徳川側の記録にもあるから史実だろう。「そのまま亡くなって首を取らせた」という説が有力だが、落ち延びたという説も伝承する。ムーの動画「竹内のすくね」は「真田ゆきむらは生きていましたと皇族のお一人がおっしゃった」と語っていた。いずれ死ぬにせよ「老兵は死なず」と思いたい。幼い息子も13歳にして父の言いつけを守り主君の死を見届けて自害したという。後からの脚色があるにせよ図書館で借りた本ではそういうことになっている。