ivataxiのブログ

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練炭から灯油

練炭から灯油

ここ静岡に住み始めて35年位かな?近くに練炭・炭が売っていた店が、プロパンガスも始め、次第に練炭・炭を辞めて行った頃。ここは都市ガスが通っていないから、今もプロパンが中心。炭鉱夫たちの活躍した頃の炭田はバブルだった。チャーチルは何度か政権を追われたのだが「これからの戦争のエネルギーは石油」と、当時石炭中心の世界に先駆ける政治家だった。周囲は変人を見る目だっただろう。現在は石油が中心のエネルギー産業だ。産油国はお金が地面から溢れる国の人たちなのだ。日本の周辺にもたくさんあるらしいシェールオイルだが、日本には掘削技術などをアメリカに頼らなくてはならない現状、より安いエネルギーを周辺国から輸入させて頂いている。なので、石油が安ければ石油になびき、シェールガスが安ければシェールガスになびく太鼓持ち状態。少し前なら日本は原発あるから良いでしょ?とばかりもいってられない急変状態。たくさんの原発はあるのに稼働していない・できない・させられないから、結局、火力発電のガスを運ぶ大きなタンクローリー車が、高速道路から降りて近隣の県道を大急ぎで走るのを見るのが不思議な光景だ。高くても安くても家では灯油ストーブだ。現在、原油が安いからといって、そんなに買い置きもできない庶民。