ivataxiのブログ

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土用丑には「う」のつく食品

ウナギの稚魚であるシラスウナギが毎年減っているのだ。原油などの上昇は産油国の気持ち・タンカーのリスク・為替・国の通過の力・政治力などいろいろな要素で変化するのだが、今は原油高だ。漁に出るとアブラが高くて割に合わなければ海流に魚がいても漁は成り立たない。養鰻も冬の暖房費をウナギの価格に転化できなければ養鰻場も成り立たない。輸入に頼ることになるが、輸入先のウナギの管理が怪しいというので作年までは割高でも国産にこだわってウナギを食べたいという向きもあった。今年は稚魚がないので、国産を出したくても量を確保できないのだ。目の前をたくさんのお客さんが泳いでいても食べさせてあげられないジレンマなのだ。先日テレビでウナギと似た魚をアジアのどこかの国では食べているという。ウナギ屋さんもそれは見たという。ただ、運搬で冷凍・解凍するとくさみが出るという。稚魚を日本で養殖するか、近隣の第三国で日本人が管理して冷凍せずに輸送できれば味はかなりウナギに近いようだ。また、浜名湖でもアナゴは採れるというからアナゴを食べるというのもどうだろう?平賀源内は、土用丑には「う」のつく食品を食べると良いといったとかで、土用丑にはアナゴは無理かも?