瀬戸には戦車が沈んでいるという

三ヶ日の瀬戸には戦車が沈んでいるという。深くてとても引き上げられない現状だが、確認はあるようだ。日本の中心といえば地理的にはそうだが、行政から見れば遠い場所。なのにどうして三ヶ日なのか？あまり考えないようにしていた。「中野学校ってどこだか知ってるか？」と知人に聞かれた。「東京中野でしょ？」と答えてからウィキ調べ。確かに発祥は東京だが戦時中疎開して群馬富岡に移転。同時に二俣に分校を作ったようなのだ。現在の天竜浜名湖鉄道は以前、二俣線と呼ばれた。さらにそれ以前は「トロッコ列車」だったという噂もあるが生まれる前の話で確認できない。当時、戦争で線路を作る仕事をした人は「トロッコで走った」という。もしも東海道線が爆撃されても山側に補給路を温存したいという考えだったのか？二俣線は豊橋と掛川の中間であり、関東と関西の列車の中間点とも考えられる。三ヶ日はその途中の駅であり、戦車を隠すにはちょうどいい浜名湖が近い。そういう考えならば、瀬戸に戦車が沈んでいてもおかしくはないが、あてずっぽうだ。