ivataxiのブログ

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走馬灯

走馬灯現象

ラジオで聞いた話。
「走馬灯現象」というのがあるという。
走馬灯は中心に光がありドラム状の部分に
アニメの原初の形みたいな馬が走る映像が見える道具・遊具のことで、
ぼくも見たことはないが有名。
命がかかったような一瞬が、ビデオのコマ送り再生みたいにとても長く感じて見えることのようだ。
まだバイクの中型免許を取る前は、50ccのバイクをたくさん乗り継いだ。
RZ50というヤマハのバイクは速度のリミッター解除バージョンが残っていて、
静岡まで軽トラックで買いに行ったりした。車の渋滞の横をスピード出して走っていた時、
渋滞の隙間から横入りした自動車にぶつかってしまった。
悪いのはこちらだったが、先方もスネに傷を持つようで修理は良いことになったが、
こちらの治療費もでなかった。いわゆる「示談という奴だ。
バイクで車とぶつかった瞬間から、空中に飛んで落ちるまでの一瞬が
とてもゆっくりと見えた覚えがある。
まずぼくが上向きに道路に落ち、運悪くバイクが空中から前輪を前に腹筋の上に落ちて来た。
当時はまだ腹筋があったので死ななかった。これがぼくの走馬灯現象体験である。