ミラ550改

自分のミラ550はまったくノーマルだった。当時床屋は決めておらず、あちこち変えていたのだが、その中の一軒のパーマ屋さんがミラのかなりいじったのに乗っていた。若い兄ちゃんで、収入のかなりをクルマに注ぎ込んでいるようだった。フェンダーミラーをドアミラーに替え、サスペンション・マフラー・タイヤ・スポイラーなども当時手に入る最強級品だと・・本人がいう。（後にダイハツから販売されたシャレードデトマゾターボと似た雰囲気）ぼくは車のことが良くわからないので、前の部分が下に長く伸ばしてあったり、窓がスモーク・シャコタンという所位しかわからない。その車を今になって見るならば「どこが新しいの？」と思うだろう。市販車が当時のドレスアップ車を凌駕したデザインになっているのだから。「この車、ダイハツが展示したいといってます」と、パーマ屋の兄ちゃんはいっていたから、ダイハツが購入してくれたのかも？「床屋遍歴」は病的で、すぐにそのパーマ屋さんにも行かなくなったから後日談は知らないが。速く走ることに興味はない人のようで、なるべく乗らず見せびらかすのが好きみたいだった。