ivataxiのブログ

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献血

今では献血をしていない。花粉症の薬を飲むようになったのがきっかけで献血を辞めたのだ。もし花粉症の薬を飲んで献血した血液を妊婦さんに輸血すると良くないらしいからだ。そんなことを聞いてから頑張って花粉症の薬を辞めたので、リバウンドしてひどくなりつつ花粉の季節にはマスクマンとなるのだった。更に何年かして献血に挑戦してみた。今度は「貧血で献血できない」といわれた。それ以来献血をしていないのだ。
ぼくが高校1年の時に父は手術をして輸血が必要だった。その輸血の見返りには「献血して返して欲しい」とお医者さんにいわれて以来、ぼくの献血習慣が始まったのだった。とはいえ注射は怖いから針が刺さるのは見ないようにしていたが、やはりそれでも怖かった。今、体から自分の血液が抽出されていると思うと恐怖を感じるのである。たぶん手術で父が使った分の血液はとっくに返したことだろう。最初に献血に行く時に「俺の血も使ってくれ」と付き合ってくれた友人がいた。今も感謝している。