ivataxiのブログ

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つきしましずく

耳をすませば 月島雫
アニメ「耳をすませば」の登場人物「月島雫」(中学3年生)は、同級生「天沢聖司」が、既に「卒業したらイタリアへバイオリン職人の修行に行く」というビジョンを持つことにあせる。「自分は、今何も決めていない」という状況。数学はだめでも、文才があるし、図書館好き(お父さんは図書館で働いているし、母親も大学院?を受け直しているような知的家庭)なので、小説を書くことにする。天沢聖司の祖父「西司朗」のアンティークショップ「地球屋」に飾ってある「猫の男爵バロン」を見てインスピレーションが・・。「このバロンを主人公に作品を作りたい」と、申し出る。西氏は「ぼくを最初の読者にしてくれるなら」と、快諾。進学には大切な時期なのだが、「月島雫」は、家族にも内緒で連日連夜作品つくりに没頭する。一人イタリアに見習いで出かけている天沢聖司に、追いつこう・・自分は何をしてこれから行くべきか?ということに全身全霊で立ち向かう。作品が完成し西氏に見てもらう。「素敵な作品・・」という批評に「本当のことを行ってください」と、肩を震わせる雫。「聖司のバイオリンと同じように、荒削りだけど良い音がする・・原石のような才能を磨いてください」というようなことをいわれる。ここで雫は泣くのだが、画面を見て号泣(59:)。実際の人生では「相手をダメにしてやろう」という悪意の言葉の方が多いのだ。作中のセリフにしても、この状況でこのセリフはイケナイなぁ~涙腺緩むのです。