ivataxiのブログ

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埋蔵経

埋蔵経というのがある。インドの宗教的な大切なお経をチベットで隠すように埋めたようだ。英国はインドの香辛料や紅茶が欲しかったが、人民の心の糧である当時は仏教は弾圧された。言葉で「弾圧」は二文字だが、その内容は筆舌に尽くしがたい焚書坑儒。人間の肉体は滅ぶがその後の人々の心の支えになるだろう教典はチベットに埋められたが、不思議な事にその時代にとって必要な教典が掘り出されて人前に出るというトシ伝説を聞いたことがある。ダライラマチベットを離れているのも、彼が次回の輪廻天性を否定しているのも、過去からの語られない宗教界の部分と関係があるのだろう。少なくともぼくはダライラマの生まれ変わりではないらしい所は少し残念。