ゼロ戦 無理な注文
ゼロ戦は「航続距離・戦闘能力」を求められた。エンジンは世界レベルにはなく、航続距離と戦闘能力を高めるため、グラム単位に鋼材を削って行った。パイロットの背中の鋼板もない。なので、一発人間に当たれば終わり。羽などに当たれば燃える。鋼材が削られているため、急降下からの旋回で主翼がもげることもある。一方、すべてが省略されているから、パイロットの技術さえあれば、攻撃態勢は神業を実現できた。初戦の中国で、無傷で二倍の敵機を撃墜。アメリカは「そんなバカな」と、信じなかったとか。「ゼロ戦に遭遇したら退却」という命令。アメリカ軍はパイロットは取り返しがつかないという結論に達していた。一方、日本は優秀なパイロットをムダに減らす戦況。やがてパイロットが不足して劣勢に陥ったという。
映画「ステルス」 ステルス機能
映画「ステルスの中で、戦闘により、ステルス機能が失われたという場面があった。でも、どうしても敵国に墜落した女性パイロットを救いに行かなくてはならない。「速度を落として、地上4.5mで飛ぶ」という選択肢。そうすればレーダーに写りにくいらしい。
信玄 諏訪の御料人 勝頼
軽便鉄道
「軽便鉄道に乗ったことがある」という人はある程度年齢が高い。浜松では伝説の鉄道なのだ。JR浜松駅の西に「新浜松駅」という単線がある。遠州鉄道、略して「エンテツ」の路線。新浜松駅から西鹿島。そこからは、新所原から掛川までの単線「天竜浜名湖鉄道」略して「テンハマ線」が乗り換えとなる。「軽便鉄道」は、更に別な路線だった。途中、エンテツが経営参入するも撤退してしまう。コンコルドホテルの南の傾斜・静岡大学の東の自転車道路などが、その名残りだ。当時は「奥山鉄道」と呼ばれた。バスの奥山行きなどの路線が代替交通なのだろう。線路の跡が狭いから、きっと車両も小さかっただろう。「坂道では乗客が降りて押した」伝説もある。押せるくらいだから軽い車両なのだろう。